チェーンが何やらガタガタ言い始めてきました。
おそらく片伸びしているのでしょう。
なので、チェーンを交換しようと思います。
チェーンの交換時期
チェーンの交換時期って難しですよね
・チェーン調整してもう引けなくなったら(メモリがいっぱいになったら)
・片伸びしたら
・10000㎞走ったら
などが目安としてあると思います。
チェーンの片伸びは多かれ少なかれするし、
およそ10000㎞走ると不具合が出てくると思うので
そうなったらチェーン引きのメモリがまだ残っていたとしても
交換した方が無難ですよね。
スプロケットの交換時期
ここで気になるのが・・・
チェーン交換に併せての
スプロケットの交換(チェーンが絡まっているギザギザの丸いやつ)
です。
当然、お互いが擦りあうので同じように摩耗していきます。
なのでチェーンを交換するときにスプロケットも交換したほうが良いです。
しかし、色々と調べてみると
・チェーンと同時に交換
・10000㎞で交換
・2~3万㎞で交換
・チェーン交換2回につきスプロケット1回交換
・スプロケットの歯が減っていたら交換
と、様々です。
なので
決まった交換時期とかではなく、(走り方や予算・手間暇など)自分に合ったタイミングで交換するのが良いのかな?と思われます。
今回はチェーンが片伸びしてガタガタになってしまったので
ひとまずチェーンのみ交換です。
チェーン購入
当然ながら、チェーンは車種によって違います
単純に、長さ(リンク数)が違うので車種に合ったチェーンを購入しましょう
スーパーカブJA07のリンク数は、98リンクです。
「DID 420D」(98リンク)
周辺パーツのバラシ
それでは、早速交換していきましょう!
チェーンカバーを外す
まずは、チェーンカバーを外します
10㎜の六角ネジ×4本を取ったら
あとはカバーを引っこ抜くだけ
タイヤシャフトとアジャスターナットを緩める
タイヤシャフト(赤)とアジャスターナット(青)
を緩めておきましょう(↓下記画像)
伸び伸びになったチェーンを伸びてないチェーン(ちょっと短い)に交換するので
あらかじめ緩めていた方がスムーズに作業出来ます。
タイヤシャフトの左側(ボルト部分)「11㎜の六角」
タイヤシャフトの右側(ナット部分)「19㎜の六角」
ちなみに
タイヤシャフトは1本で繋がっているので、右左どちらを緩めてもOKです。
アジャスターナットは
調整ナットとロックナットのダブルナット仕様になっています
外側(ロック):10㎜
内側(調整) :12㎜
メガネレンチでは出来ないので、スパナを使っています
タイヤの左側にもあるので、こちらも緩めておきましょう
伸びていないチェーンに替えるのでガッツリ緩めておきましょう
チェーンを外す
チューンを外していきます。
クリップ式のチェーンは、1本のチェーンをクリップでつないで輪っか状になっています。
まずは、そのつなぎ目(クリップがある所)を探しましょう
そして、クリップの先の開いている所とチェーンのピンをペンチで挟み
クイッと掴むようにしてやるとすぐ外れます。
クリップを外したら、その繋ぎ目のパーツを取り外していくのですが
チェーンの上側ではなく、下側でチェーンを外しましょう。
上側でクリップを外すと、外した瞬間にバラっとチェーンが落ちてしまいます。
チェーンを繋いでいるクリップのパーツはこんな感じ。
もちろん新品にもこのパーツは付いています
新品チェーンの取り付け
既存のチェーンと新品のチェーンを、この連結パーツで繋ぎます。
直ぐ外すのでクリップは付けていません。
(↑上記画像の「左・真ん中のパーツ」のみ付けています)
↑ダラッと地面に置いてしまっていますが、
それだと新品のチェーンに砂埃が付いてしまうので、ホントは良くありません・・・
ギアをニュートラルに入れて
下側から引っ張ると、スルスル流れていきます。
程よく新品が行きわたったら、既存のチェーンを外します。
そのまま新品のチェーンを繋ぐと、ちょっと緩んでますよね
なので、チェーンの調整アジャスターをギュッと絞って調整します。
丁度いい感じになりました
ここにクリップを付けていきます。
クリップは
「丸いほう(開いてない方)を進行方向」に付けます。
単純に
進行方向に空いている方を向けたら、走っている最中外れてしまう恐れがありますからね。
外した時の逆で、
ペンチで挟みつつ「カチッ」となるまでちゃんと嵌めましょう。
↓この画像はチェーンの上側で作業しているので進行方向は右から左になります
チェーン調整
外したパーツを組み立てる前に
まずはチェーンの調整をしましょう
チェーン調整についてはコチラを参考にして下さい
バラしたパーツの組み立て
タイヤシャフトを締めればとりあえず一安心
念のためチェーンの潤滑油スプレーを吹いておきましょう
ついでにチェーンカバーも軽く拭いておきます
最後にチェーンカバーを付けたら
完成です!
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