前回まで
39㎜ナットが回らず困り果てて
馴染みのバイク屋へ相談しに行くことになったのですが・・・
バイク屋へ相談してみる
バイク屋の店主に聞いたら
なんと、
「うちでは、メガネレンチをハンマーで叩いていますよ」
と、教えてくれました!!
「手では回らないですよwww」
なぬっ!そういう事か!!
今までのパーツ交換は全てパワーで回してたからなぁ・・・
もしや、それらもハンマーで叩けば楽に回ったって事なのか?
解りました、やってみます!
ありがとうございます!!!
再度クランクケースを開ける
と、いう訳で
もう一度クランクケースを開けて
前回と同じ状態に・・・
その前に
「ナットに印をつけておいた方が良い」そうです。
緩めると同時に、締める時もハンマーで叩くので
どこまで締めればいいかわからなくなるからだそうです。
なるほど!
ペンで書くと、こすれて消えちゃいそうなので
マイナスドライバーで傷をつけてみました。
1ヵ所では、わからなくなるかも?なので
十字に印を付けました。
劣化の原因になりそう
まぁ自分のなのでいいか
バイク屋だとペンで書くんだろうけど
39㎜のナットの取り外し
39㎜のレンチを用いて再チャレンジ!!
さぁ、早速叩いてみましょう!
この時、
メガネレンチが外れて、
ナットのネジ山を舐めないように注意すべし!
とも言われました。
コン、コン、コン・・・
コン、コン、クル・・・
んっ!動いた?!
ススス・・・おっ、コイツ動くぞ!
この瞬間
メッチャ感激デス!!
おっと、
うっかり足を外してバネの跳ね返りにやられないよう、慎重に・・・・
何とか取れました。
やりました!!
バネでクラッチシューが飛んで行ってしまうかとも思ったのですが、
(慎重にやったから?)そこまででは無かったです。
バラすとこんな感じです。
新品との比較
新品のクラッチシューと比べてみました。
上:使用済み
下:新品
クラッチシューの交換時期
使用済みと新品を比べてみると、さすがに厚みが全然違います。
4万キロでこれ↑なので、おそらく5万キロになる前に不具合が出ていたでしょう。
トゥデイが3、4万キロで壊れる・乗り換えるとすれば、
クラッチシューを交換する必要はないと思います。
しかし、5万キロ以上乗るようであれば一度は交換する必要があるでしょう。
ここから考えると、
今回のように4万キロで交換すれば、8万キロまでは持つ計算です。
交換時期としては、その辺が丁度いいのではないでしょうか?
金属部分が露出して、それがクラッチアウター(クラッチに被さっているお椀みたいなやつ)に当たって、シャリシャリシャリという音がしてきます。
その状態でクラッチアウターを見ると、その当たってる部分が擦れて鏡のようにピカピカになってきます。
それが酷いとクラッチアウターも交換となってしまうので、
そうなる前にクラッチシューを交換しておきたいですね。
パーツ磨き
パーツをバラした所で、
パーツクリーナーを掛けて軽くウエスで磨いておきましょう!
バラしたパーツの組み立て
新品に交換したら、
バラした手順と逆で組んでいきます。
クラッチシューはバネに乗っているだけです。
それを足で押さえて39㎜ナットをはめ込み
ハンマーで叩く!
ある程度締めたら、先ほど印を付けた所まで叩く!
えっと・・・
内側と外側の印のどれがセットかわからん!
十字に付けたので1/4回転?
印はL字に付ければよかったと後悔してます。
まぁ、なんとか傷の幅とかで判別することは出来ました。
後は
クラッチとドライブフェスを組み込んで
蓋をしたら、
完成です!!
試乗
しばらく試乗した感想ですが
パワーが上がった感じはしないですね・・・
もう4万キロ走ってるし、そりゃそうかもしれません。
ただ、
アクセルを吹かした時の反応は良くなった気がします。
燃費も良くなった気がします。
また、
アクセルを吹かした時と、止まる時に
シュルシュルシュルという音がする気がします。(クラッチシューが空回りする音?)
交換してから400キロくらい走ると、
馴染んだのか、シュルシュル言わなくなりました。
パワーも、交換直後よりは感じられるようになった気がします。
↓さらに1万キロ走った時の状態はコチラ
コメント