リアタイヤを交換しようと思うのですが、
まずはタイヤを外さないといけません。
そこで、
スーパーカブのタイヤの外し方をみていきたいと思います。
スーパーカブの車種はいろいろありますが、
タイヤの外し方は概ね同じだと思われます。
とはいえ、JA07以外の車種は参考程度にしておいてください。
それでは、タイヤを外していきましょう。
リアタイヤを外す
センタースタンドを立てて高さを出す
センタースタンドを立てて車体を固定させる
のですが、タイヤは地面から浮いていますか?
タイヤが浮いていれば浮いているほど、タイヤは外しやすいです。
逆に、地面に付いていると
外せないことは無いけど・・・メチャクチャ大変です!
もし、タイヤの高さが足りないなと思ったら板切れ等で高さを出しておきましょう。
板切れは100均で購入しました。
バランスが悪いようなら、水を入れたペットボトルを前かごに入れておくのも良いかと思います。
チェーンカバーを外す
タイヤ周りをバラしていきます。
わかりやすいようにチェーンカバーを外します。
ビス4本を外せば、パカッと取れます。
ブレーキ周りを外す
車体の右側、ブレーキ周りを外します。
リアブレーキアジャスターを、指でクルクル回して外します。
パーツが2つあるので、なくさないようにしましょう。
外しにくいようなら、
アームをグイグイ押したり、ブレーキペダルを押してみると外れます。
アジャスターの位置を覚えておくと、最後ブレーキ調整するときに便利です。
この長さ↓を覚えておきましょう。
ブレーキシューを新品に交換する場合は、イチからの調整になります。
(アジャスターの位置が最初に戻ります)
車体接続ボルトを外す
車体を下から覗いて、
車体とタイヤ(ブレーキシュー)を繋いでいる所のボルトを取ります。
上から見るとココになります。
このビスにはピンが付いているので
まずは、ペンチでまっすぐ伸ばしてから引き抜きましょう。
12㎜のナットを外していきます。
スーパーカブの構造は上手くできていて、
実はこれまでの諸々を外さなくてもタイヤを外すことは可能です。
そのやり方は別記事にて記載します。
チェーンアジャスターを緩める
チェーンアジャスターを緩めておきます
調整ナットとロックナットのダブルナット仕様になっています
後側(ロック):10㎜
前側(調整):12㎜
これは完全に取らなくても大丈夫です。
ちょっと緩めにしておきましょう。
左右あるので両方共緩めておきます。
タイヤシャフトを外す
タイヤの右側にある
タイヤシャフトのナットを外します。
↑19㎜の六角です。
タイヤ左側・ボルトのほうは14㎜の六角↓です
メガネレンチを左右に掛けて外します。
外れました。
タイヤシャフトをハンマーで叩きます!
反対側が出てきたら、プライヤーで引っこ抜きます!!
とりあえず無くさないようにしましょう!
取れました!
タイヤを取り出す
タイヤを外すにはチェーンがジャマなので、
適当な所に引っかけておきましょう。
タイヤを車体から引っ張り出せたらOKです!
タイヤが地面に付いているくらいの高さでは、高さ的に「取り出せない」と思ったほうが良いです。
斜めにしてもダメです。
タイヤ周りのパーツ
タイヤが外れたら、
どのような順番で組まれていたのか、確認しておきましょう
左から
チェーンスプロケット - タイヤ - ブレーキシュー - サイドカラー(銀色の円柱の様なモノ)
この順番で並んでいます。
特に、一番右のサイドカラーが要注意です!
タイヤシャフトを引っこ抜く時に、ぽろっと落ちます。
無くさないようにしましょう!
また、どんな感じに付いていたのかパーツを見ただけでは「???」ってなるので
あらかじめ確認しておいた方が無難です。
一番左のチェーンスプロケットは3つのパーツに分かれます。
どのパーツがどこに付くのか、確認してきましょう。
左側↓
右側↓
タイヤ右側
ブレーキシューがこのように付きます
タイヤ左側
ハブダンパーがこのようについています
タイヤ交換
リアタイヤが外れたらタイヤを交換しましょう!
タイヤ交換はコチラを参考にしてください。
リアタイヤの付け方編
タイヤを外したら、今度は付けなければいけません。
付け方はコチラを参考にしてください。
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スーパーカブはもともと自転車のようなものです。
何かの参考にしてみてください。
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