リアタイヤを交換します。
パーツ購入
用意するのはコチラです。
リアタイヤ
取扱説明書によると、指定リアタイヤはコレです。
タイヤサイズ:2.50-17 43L
タイヤタイプ:IRC NR6
今回は指定タイヤであるIRCのタイヤではなく、
ダンロップのタイヤにしました
個人的な感覚としては、
IRCのタイヤより、ダンロップのほうが硬く、タイヤ交換しにくい感じがします。
はじめてタイヤ交換する場合は、IRCのタイヤをオススメします。
どちらにしても乗り心地や耐久性に違いがあるので、それは好みになると思います。
ちなみに
車体に一番合うタイヤというのは、「指定タイヤ」で間違いありません。
上記購入画像のタイヤ↑はロゴをマーカーで塗っています。
チューブ
タイヤ交換の度にチューブを交換する必要はないと思いますが
やはりゴムなので劣化はします。
パンクはしていなくても、
1年に1回くらいは交換した方が良いかと思われます。
タイヤサイズが合っていれば、
DUNLOPのタイヤにIRCのチューブでも問題はありません。
リムバンド
タイヤホイールに刺さっているスポーク(中心から外側に刺さっている棒状の物)が
チューブを傷つけて穴を開けないようにするゴムバンドです。
これも、チューブと同様に1年に1回くらいは交換したいものです。
チューブと一種に交換するのが良いでしょう。
ハブダンパー
タイヤの内側にある黒い三角のゴムです。
駆動の際に発生するホイールへのショックを和らげるパーツです。
ゴム製なので、やはり定期的に交換するのが良いと思います。
空気入れ
ワタシは自転車用の空気入れを使っています。
一応、バイク・自転車用っては書いてありました。
空気を入れる口が、いっぱい付属しているので、どれかは使えるだろう・・・と思って購入。
この形↓の注入口から空気は入りました。(米式バルブ)
念のため、タイヤを外す前に空気が入るか確認してきましょう。
出来れば、空気圧がわかる物の方が良いのですが、
そうなるとどんどん高くなってしまいます。
ワタシは、とりあえず空気を入れてから、
ガソリンスタンドへ行って、空気を測って入れ直しています。
・英式バルブ:ママチャリ等
・仏式バルブ:ロードバイク等
・米式バルブ:マウンテンバイク、バイク、車等
電動の空気入れもあります
タイヤを車体から外す
タイヤの外し方についてはコチラ↓
タイヤも外れたことだし
それでは交換をしていきましょう。
使用済みタイヤをホイールから外す
その前に、タイヤの左右ってどうなんでしょうか?
自転車の場合、ロゴマークが自転車の右側(進行方向の右)にくるように
つけるのですが・・・
バイクの場合、特に注意書きが見当たりません。
タイヤ溝のパターンが左右一緒なので、どちらでもいいってこと?
とはいえ、
念のためこの黄色い丸が、元々車体の左側に付いていたので
取り付けも黄色い丸が左側に来るように付けたいと思います。
タイヤをそのまま地面に置いて、金属部分が傷つくのが嫌なので
とりあえず、タイヤが送られてきた時に入っていた段ボールを下に敷きます。
人によっては、
新品のタイヤの上にタイヤを載せて作業したり、専用の四角い木の枠を造ったりしています。
タイヤの空気を抜く
タイヤの空気を抜きます。
本来なら「虫回し」という工具を使うのですが
空気入れを挿しても空気は抜けるので、それでやっちゃってます。
12㎜の六角で根元のナットを取りましょう。
タイヤを外す
タイヤを外していきます。
この時使う道具は「タイヤレバー」
ちょっと長めのを購入してしまい、やや取り回しずらいです・・・
(画像のは50㎝タイヤレバー)
スプーン状になっている方をタイヤの隙間にズボッと差し込んで
その勢いで、もう一本もズボッと差し込みます。
最初の方を抜いて、これを交互に行うと
タイヤの片側が外れます。
最初は空気を入れるバルブの位置から始めます。
(上記画像だと、黄色い丸があるのがわかると思います)
バルブ付近のチューブは、タイヤを作る工程上、
ゴム厚が薄くなっています。
チューブを取り出す
チューブを引っこ抜きます。
バルブの所が取りにくいですが、グリグリやると取れます。
タイヤを外す
タイヤの反対側も(ちょっとやりにくいのですが)同じ要領で外していきます。
リムバンドを外す
タイヤが外れたら、
タイヤが入っていたところにゴムがあります(リムバンド)
これも交換するので外します
新品との比較
上:新品
下:10000㎞走行
結構、溝が無くなっているのがわかります。
新品の組み込み
それでは、新品を組み込んでいきましょう!
ホイール磨き
と、その前に
軽くホイールを磨いておくことをオススメします。
こんなタイミングじゃないと磨けませんからね。
リムバンドがあった所を、ピカールで磨きます。
サビ取り剤でもOK!
錆びたところがチューブに引っかかって、穴が開いたら大変ですからね。
ブレーキシューが入っていたところは、パーツクリーナーで磨きます。
ちなみに、外側になる部分は磨きません。
だって、いつでも出来るから・・・
リムバンドの組み込み
さぁ、気を取り直して
タイヤ・チューブ・リムバンドを組み込んでいきましょう。
バルブ穴を合わせて、ホイールにリムバンドを巻いていきます。
スポークのネジ穴が出てないかチェックしましょう。
チューブ・タイヤの組み込み
チューブとタイヤを組み込んでいくのですが、
ここからがちと厄介
タイヤの付け方は人それぞれやり方があると思います。
色々検索して、自分が良いと思うやり方を参考にしてください。
大事なのは「チューブに穴が開かない事!」です。
まず、平べったいチューブを慣らすために膨らませます。
そして、半分くらい空気を抜いてからタイヤの中に入れます。
この時、タイヤの黄色い丸(バルブマーク)の所に、チューブのバルブがくるようにしましょう。
そこにチューブ(ホイール)の一番重い所を合わせれば、全体のウエイトバランスが合う
ようになっています。
しかし、実際はそこまで精密なモノでもないので概ねあっていれば良いかと思います。
ここで、もう一度タイヤの左右向きを確認しておきましょう。
タイヤにはブロックパターン(タイヤの溝)によって左右の向きがあります。
雨の日に、走行時水を外側へ排出するように溝が掘られています。
タイヤを左右逆に付けてしまうと、
水が中央に集まってしまい大変危険です!
試しに、タイヤを走っている感じでくるくる回しみると、
水が外側へ導かれていくのがよくわかると思います。
左右のあるタイヤは、
「このように回りますという矢印」が書いてあったり
自転車などは、ロゴを右側にする
などわかりやすくなっています。
今回のタイヤは、ブロックパターンが一定で
水を外側へ排出する仕組みではないように思われます。
そんな時は、基本的に左右どちらに付けても大丈夫なハズです。
とはいえ、タイヤえを付けるとき左右を気にする癖は付けておきたい所です。
念のため、最初に付いていたタイヤが左側に黄色い丸があったので
一応、黄色い丸を左側にしています。
タイヤの片側をホイールにハメ込みます
タイヤレバーを使って、力ずくでグイっと入れる感じです。
片側が入ったら、
抜けないように、バルブに六角ナットを軽く締めておきましょう
もう片側をタイヤにハメ込みます。
使うのは、今度はタイヤレバーの平べったいほう。
↑もちろん好みで構わないのですが、ワタシはこのほうがやりやすかったです。
タイヤとホイールの間に、タイヤレバー「浅く」差し込み
タイヤレバーが直角くらいになるまでグイっとやります。
その状態から、レバーを滑らせるようにタイヤをホイールに押し込みます。
この時、最大限に注意しないといけないのが、
レバーを深く差し込んだり、思いのほか角度を付けてしまって
「チューブを挟んで、穴を開けてしまう」
事です。
おそらくですが、タイヤ交換時におけるチューブの穴あきは
タイヤをホイールにハメ込むときに起きているのではないでしょうか?
ここで穴が開いてしまっては身も蓋もありません!!
ここは最大限に慎重に作業しましょう!
滑らせるように入れるので、スプーン状ではなく、平べったい方を使っています。
ブリヂストンは固いので、差し込んだ後のグイッと持っていくのが大変です。
その点では長いレバーの方がてこの原理で楽にできるので便利です。
これを1周ぐるっと入れてやります。
入れ終わったら、タイヤの内側にチューブが入っているかチェックしておきましょう。
空気を入れれば自然とそうなるとは思うのですが、念のため・・・
チューブを膨らませた時に、タイヤとホイールに挟んで破けないようにしましょう!
空気を入れてタイヤ全体をチェックします。
この時、タイヤが均等にホイールにハマっているかも見ておきます。
均等にハマっていないと、乗っていて違和感があったりタイヤの片減りが起こったり
してしまいます。
タイヤについているこのギザギザ部分↓
これが、均等にホイールに沿っていればOKです!
もし、このギザギザがちょっとしか見えていなかったり
だいぶ見えている部分があったら
それは、均等にホイールにハマっていないという事になります。
一旦空気を抜いて、形を整えてから、もう一度空気を入れるようにしましょう。
もちろんこれも、そこまで厳密なものではないのでだいたいで良いかと思います。
空気を程よく入れて、
六角ナットを締めてキャップを被せれば
完成です!!
タイヤを車体に組み込む
タイヤを交換したら、
当然、車体に組み込まな変えればいけません。
補足
ビートクリーム(ビートワックス)
タイヤをホイールに組み込む時ですが
ビートクリームや中性洗剤をつかって滑りをよくするという方法もあります。
タイヤが固くて、なかなかホイールに組み込められなかったら
ビートクリームを使った方が滑らかになってやりやすくなります。
もちろん今回のように、使わなくても組み込むことは可能です。
ただし、ホイールにバリとかがあったらタイヤを傷つけてしまう可能性もあるので
どちらかと言えばビートクリームをつかったほうは良い気はします。
中性洗剤でも代用可能ですが、
洗剤がタイヤの中に残って、カビになったりするので
あまりオススメはしません
廃タイヤ
タイヤの処分方法ですが、店舗に持ち込むのが良いかと思います。
燃えないゴミの日に、捨ててはいけません。
・タイヤショップ(ミスタータイヤマン・イエローハットなど)
店舗によって異なりますが、料金にそこまで大差はありません。
・ガソリンスタンド(整備工場が付いている所)
料金は店舗によって違う
・バイク屋
料金は店舗によって違う
ワタシの近所だと
近くのホンダウィング:1本300円~500円(店舗によって違う)
近くのミスタータイヤマン:1本300円(軽自動車のタイヤ価格)
でした。
ハブダンパー
ハブダンパーの交換は
別記事を参照にしてください
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