スピードメーターが動かなくなりました!
原因として色々可能性は考えられるのですが
単純にスピードメーターケーブルが切れたのだと考えられます。
スピードメーターが動かないまま乗るのは違反です!!
走ってたら分からないだろう・・・と思いがちですが
気付くと斜め後ろに白バイが付いていて、
整備不良で切符を切られてしまいます。
白バイの方は、まずスピードメーターを見るそうです。
それだけ、メーターが動かないまま乗っている人が多いって事なのでしょうね。
というわけで、
スピードメーターケーブルを交換していきたいと思います。
まず「原因を確定させたい」というのであれば、
タイヤ側のケーブルを抜いて、ワイヤーを引っ張ってみてください。
切れていれば、ワイヤーだけスルスルと取れます。
スピードメーターケーブル購入
ケーブルの購入
純正かどうかはわかりませんが
とりあえず適用品です
カブのスピードメーターケーブルなら、何でもいいやという訳ではなく、
カブでも車種によってケーブルの長さ・形状が違うので
ちゃんと適用するものを購入しましょう。
ちなみに、JA07のタイヤ側の先端はこの形になります。
同じスーパーカブでも、JA10はケーブルの先端が違います。
それだと組み込めないので、よく確認してから購入しましょう!
切れたワイヤーの取り外し
では、早速交換していきましょう。
ヘッドライトを開ける
まずは、メーターとの接続部分を確認するため
ヘッドライトを開けます。
左右のネジを外すとヘッドライトが取れます。
ちなみに、
ネジが刺さっていた箇所のこのパーツは取れやすいので
無くさないようにしましょう。
手間になりますが、ここに外したネジで締めておくと安心です。
メーター側のケーブルを外す
開けるとこんな感じ
メーターとケーブルの接合部分が見えます。
プライヤーでキュッキュッと見えているナット↑(ケーブルが刺さっている個所)を緩めます。
もし、この時点でやりにくいようなら
ハンドル部分を覆っているアッパーカバーを外す必要があります。
外す場合は、ココ↓のビス3本×左右の計6本外せば取れます。
タイヤ側のケーブルを外す
タイヤ側のケーブルも外していきましょう。
上記、ケーブルの先端画像を見ても分かる通り
先端は爪で固定されているだけです。
なのでマイナスドライバーで爪を押して外していきます。
フロントカバーを外す
コードを取っていきます。
作業しやすいように、レッグシールドの真ん中の部分を外します。
ネジを1本取り、爪で引っかかっている所をバキッとすれば取れます。
取るとこんな感じ。
ワイヤーが丸見えです。
ワイヤーを抜く
ワイヤーをスルスルと取っていくと、鉄製のピンでケーブルが束ねてあるので
そのままでは抜けません。
プライヤーでグイっと広げて外します。
これを考えると、「ブレーキワイヤー交換」の時にやった
紐を結んでスルスルを交換する方法は使えないと思います。
まぁ、真ん中の部分を取るだけなので
カバーを取ったほうが簡単かもしれませんね。
新品との比較
ケーブルが取れました。
上:使用済み
下:新品
良く見ると、やはりケーブルが切れていたようです。
新品の組み込み
外した時の、逆の手順で新品を組んでいきます。
さほど難しくはないので、手順は割愛します。
広げた鉄製のピンを軽く締めておくのを忘れずにやっておきましょう。
ピンを締めてもコードが上下するくらいが良いかと思います。
変にコードが固定されちゃうと中のワイヤーにテンションが掛かってすぐ切れてしまう恐れがあります。
この時点で、ハンドル左右に振ってみましょう。
コードの引っかかりなく振れてますか?
鉄製のピンを締めすぎると、コードが固定されて動きが鈍くなってませんか?
メーターの角度はちゃんとしてますか?
コードが変に固定していると、メーターが押されて変な角度になってしまいます
カバー等を付けたら
完成です!
試乗
一応、スピードメーターがちゃんと作動するかどうか
試乗しておきましょう。
試しに試乗したら、
スピードメーターは動いたのですが
燃料計と電飾系が動きませんでした!
おそらく、
メーターからケーブルを外すときに、コードを触って接触不良を起こしたのでしょう。
再度ヘッドライトを開けて、それっほいコードをちゃんと刺してやったら
動きました!
まとめ
今回の作業時間としては、およそ20分程度です。
バイク屋へもっていくと、それなりの工賃を取られてしまうのですが
結構簡単にできる作業なので、自分でやってみるのも良いと思います。
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