スーパーカブ110 JA07 ~手間を省いたリアタイヤの外し方・付け方編~

SUPER CUB 110 JA07
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スーパーカブのリアタイヤは、
タイヤ周りすべてを外さなくても取り外せるようにうまく設計されています!!

 

 

タイヤ周りを見ると、ココ↓に幅を取っているパーツがあります。

 

全バラした時の画像を見ると、コレ↓ですね。

つまり、

これだけ取ってやれば
その分スペースが出来て、
タイヤが外せる
と、いう事になるのですね。

 

 

 

前回は構造を知るために全部バラしましたが、

今回は、なるべくバラさないでいいようにやってみたいと思います。

 

 

 

 

 

では早速作業を始めていきましょう!

前回のタイヤの外し方と重複する箇所もありますが

軽く手順を追っていこうと思います。

 

 

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リアタイヤを外す

 

 

センタースタンドを立てて高さを出す

 

まずは、高さを出すためにセンタースタンドに板を敷きます。

 

もちろん敷かなくてもタイヤを取り出すことは出来ると思いますが、
高さがあったほうがやりやすいので、板を敷いてます。

板は100均で購入したものです。

 

 

前側に重心が来るように、ペットボトルに水を入れて重しにします。

 

さぁ、タイヤを外していきましょう!

 

チェーンカバーを外す

 

まずは、チェーンカバーを外します。
ネジ4本

 

 

ブレーキ周り・車体接続ボルトは外しません!!!

 

前回と違うのは

この作業が無くなりました。

 

 

チェーンアジャスターを緩める

 

チェーンアジャスターを緩めておきます


調整ナットとロックナットのダブルナット仕様になっています

後側(ロック)10㎜
前側(調整)12㎜

 

 

これは完全に取らなくても大丈夫です。
ちょっと緩めにしておきましょう。
左右あるので両方共緩めておきます。

 

この時、チェーン引きのメモリがどこまで来ているか思えておきましょう。


後で組み立てる時に、このメモリと同じところまで引けば同じたるみ具合になります。
チェーン調整の手間を省けます。

 

 

タイヤシャフトを外す

 

タイヤの右側にある
タイヤシャフトのナットを外します。

「19㎜の六角」

 

タイヤ左側・ボルトのほう「14㎜の六角」です

 

 

外れました。

 

タイヤシャフトをハンマーで叩きます!

 

反対側が出てきたら、プライヤーで引っこ抜きます!!

 

チェーンのスプロケットは関係ないので、
ここまで引っ張ればタイヤは取れるハズです!

 

この時点で右側の銀色円柱は取れます。
円柱を外すと、右側にはスペースが空きます。

これでタイヤを外せるハズ!!

 

 

 

 

しかし、

なかなかタイヤが外れません・・・

 

 

 

 

 

ガチャガチャやるのも面倒だし
シャフトを全部取った方が早いかも?

 

スプロケットをパコッとタイヤから外します。

 

ブレーキもパコっとタイヤから外します。


多少、外しにくいかもしれませんが、
タイヤを斜めにしたりすると外れやすくなります。

 

 

取れました!!

 

前回のタイヤ外しと違うのは

この時点で右側のブレーキシューが付いたままになっています。

特にプラプラしているわけではないので、そのままで大丈夫です。

 

 

 

タイヤ交換

 

リアタイヤが外れたらタイヤを交換しましょう!

タイヤ交換はコチラを参考にしてください。

 

 

 

 

リアタイヤを付ける

 

 

タイヤを交換したら車体に組み込んでいきます。
手順としては、バラした時の逆で行えばOKです!

 

重複しますが、とりあえず置いておきます。

 

 

 

タイヤを入れる

 

まず、外したタイヤを車体に入れます。
この時左右は間違えないように気を付けましょう!
もし間違えたとしても組めないので大丈夫です。

 

 

チェーン・スプロケットを組み込む

 

次にチェーンのスプロケットをタイヤに取り付けるのですが
すんなり、ハマらなかったりします。

 

その時はタイヤを斜めにして入れやすくしたり、

この左のパーツ↓を取り外してスペースを作ってから取り付けると、やりやすかったりもします。
ちなみに、スプロケットにはこの右のパーツ↓が入っているので付け忘れの無いようにしましょう!
たまにポロっと落ちたりします。

 

 

ブレーキシューを組み込む

 

右側のブレーキもパコッとハメます。
タイヤの位置と合わない時は、

ブレーキを手でグイっとタイヤまで持ってきてから、入れ込みます。
こちらはすんなり入ると思います。

 

 

シャフトを刺し込む

 

シャフトを挿していきましょう!
アジャスターの輪っかは付いていますか?
スプロケットのパーツは、ちゃんと付いていますか?

 

 

 

 

車体を浮かせて高さを出しているので、
シャフトの穴とタイヤの穴が全然合いません!!

 

 

その際、

足の上にタイヤを載せて持ち上げてやると、結構簡単にいきます。

 

 

タイヤの位置までシャフトが入ったらもう足を離しても大丈夫です。

今度は右側に回って、円柱パーツをハメ込みます。

 

 

ピッタリハマっていたので、なかなか差し込むことが出来ません。
そんな時は、周りの支柱をグイッと広げてやると、入ったりします。

 

 

 

見事入りました。

 

あとはシャフトを叩いてやればOK!

 

出てきましたね。

 

そこに、アジャスターとナットを入れます。

アジャスターの調整ナットはちゃんと爪に引っかけておきましょう。
(左右両方)

 

左右のボルトナットを「軽く」締めておきます。

これでタイヤが外れることはありません。

 

 

 

ブレーキ周りの組み込みはしません!!

 

ブレーキ周りは外していないので

この作業は無くなりました。

 

 

チェーン調整

 

 

 

左右のアジャスターでチェーン調整するのですが、
外す前にチェックしておいたメモリまで締めておけば、
最初と同じたるみ具合になります。

 

 

 

 

ビス締め

 

シャフトをグイッと締めて

 

チェーンカバーを取り付ければ

完成です!!

 

 

 

まとめ

 

ブレーキ周りを外さないだけで、だいぶ楽になりました!

 

慣れてくれば、
「タイヤの取り外し」~「タイヤ交換」~「取り付け」の作業で
だいたい30~45分くらいで終わると思います。

 

 

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