原付スクーターのタイヤ交換 ~幅狭・細いタイヤ編~

BENLY110 JA09

 

タイヤを車体から外した状態から

タイヤ交換をしていきます!

 

 

チューブレスタイヤの場合、基本的に手順はどれも一緒だと思います。

特に、タイヤ幅の狭い細いタイヤなら比較的簡単に出来ます。

今回はベンリィ110のフロントタイヤを交換しています。

 

タイヤ幅の太い幅広タイヤになると、それなりに手間取ることも多いので

別記事にまとめてあります。

 

どの辺から幅広?という事もありますが、

記事で使用したタイヤサイズを目安にしてみて下さい

 

 

 

 

 

空気入れ

 

本記事では、タイヤに空気を入れるのに
自転車用の空気入れを使っています。

 

バルブがいくつもあるのですが、
この空気入れでちゃんと空気を入れることが出来るのか確認しておきましょう!

 

空気を抜いた後になって、ダメでしたとなったら
もう、どうしようもありません・・・

いざとなったら引き返せる(バイク屋へ持っていける)という用心だけはしておくに越したことはありません。

 

 

ちなみに

この形↓の注入口から空気は入りました。(米式バルブ)

 

 

 


ちなみに、電動の空気入れもあります

 

 

 

 

 

タイヤの空気を抜く

 

まず、

タイヤの空気を抜きます。


本来なら、タイヤの空気を抜く道具(虫回し)があるのですが
空気入れのバルブを刺すだけで、ある程度抜けてくれます。

 

 

 

 

 

 

ビードを落とす

 

ビードを落としていきましょう。

 

~ビードとは?~

タイヤの内側にあるワイヤー部分です。

 

空気をパンパンに入れることにより、
ホイールの内側にある一段高くなっている段差にはめ込んで

タイヤを固定させます。

 

 

この部分(赤い矢印)が中にワイヤーが入っているビード

 

この部分(赤い矢印)がホイールの段差


段差の外側が一段低くなっているのがわかります。

なので、空気が抜けたとしても(基本的に)タイヤが外れることはありません。

 

ちょっと見えにくいのですが、
ホイールのこの段差の内側までビードを落とす必要があります。

 

ビードブレーカーという工具もあるのですが
幅の狭いタイヤならば、寝かせて足で踏んだり、体重を掛ければビードを落とすことが出来ます。

ベンリィ110のフロントタイヤは手で押したらビードを落とせました

 

 

 

 

 

タイヤの大きさや種類によってビート落としの大変さは変わると思います。
幅広のタイヤの場合は、道具を使わないと厳しいです

 

 

片側のビートが落ちたら、もう反対側のビートも落としておきましょう

 

 

両方のビートが落ちました

 

 

 

タイヤをホイールから外す

 

タイヤレバ-(2本)を使って、タイヤをホイールから外していきます


3本あったほうがやりやすいかもしれませんが、2本でも十分出来ます。

 

長いほうが「テコの原理」で力を掛けやすいのですが、若干取り回しずらいです。
画像のレバー(50㎝)はちょっと長すぎました・・・

 

 

 


スプーン状になっている方をタイヤの隙間にズボッと差し込んで
その勢いで、もう一本もズボッと差し込みます。
最初の方を抜いて、これを交互に行うと
タイヤの片側が外れます。

 

片側が外れたら、反対側も外していきましょう。

 

タイヤがホイールから外れました

 

 

 

 

組み込む準備

 

新品をホイールに組み込んでいくのですが

その前にやることがあります

 

ちなみにこのタイヤは、
購入後にタイヤマーカーで色付けしています。

これは別にやる必要はありません。

 

 

 

 

 

 

タイヤの向きを確認する

 

車体に組み込む際、向きに注意しましょう!

タイヤに書いてある矢印が回転方向です。

 

矢印を見ながら、車体に組み込む際どのように回転するかを考えつつ
組み込む向きを確認しましょう!

ホイールは、ブレーキパットを組み込む位置で判断します

 

 

タイヤ向きを間違えると
雨の日にタイヤの水はけが悪くなり、タイヤ中心部に水が溜まってしまいます。

そうなると
ハイドロプレーニング現象によりタイヤが浮いてしまうので、大変危険です!

 

 

 

ビードワックス(ビードクリーム)を塗る

 

タイヤを組み込む前に、ビードワックスを塗っておきましょう!

 

 

 


これを塗ることにより、
タイヤが滑るように入ってくれるので、ホイールへのはめ込みが格段楽になります。

もちろん、大変なだけでビードワックスを塗らなくてもいいのですが
変に力を入れて、タイヤが破けたりする(亀裂が入る)恐れがあります。
ゴムの部分に亀裂が入ったら、そのタイヤはもうおしまいです。
タイヤは高速回転するので、次第に亀裂が広がり大変危険な状態になります。

 

 

 

 

 

個人的に

ビートワックスはタイヤ交換に必須です!!

 

 

 

ホイールとタイヤの淵にビードワックスを塗ってきましょう!

タイヤをホイールにハメ込みやすくなります。

 

 

 

当たり前な話ですが、

「ビードワックス」なのでビードが入る段差にも塗っておきましょう。
空気を入れるとき、ビードが上がりやすくなります。

 

 

 

ビードワックスではなく中性洗剤でも代用可能なのですが、
洗剤を落としきれず、タイヤの中でカビが発生してしまう恐れがあるので

あまりお勧めしません。

 

 

 

 

新品の組み込み

 

ホイールの上にタイヤを乗せたら

タイヤレバーをうまく使って、滑り込ませるようにホイールに入れ込んでいきます。

 

多少固いですが、グリグリやれば何とか入ります。

 

片側が入ったら、もう片側。

足でタイヤを抑えつつやるとやりやすいです

 

 

無理に押し広げようとすると、

タイヤが破けて亀裂が入ってしまうかもしれないので
ここは慎重に行いましょう!

 

 

 

スーパーカブの時は
タイヤに黄色い丸(バルブマーク)があり、そこにチューブのバルブがくるようにしていました。
この黄色いバルブマークは、タイヤのウエイトバランスが一番軽い所を表していて
そこにチューブ(ホイール)の一番重い所を合わせれば、全体のウエイトバランスが合う
というマークです。

おそらく、このチューブレスタイヤにもウエイトバランスはあるのでしょうが、
バルブマークが見当たらないので、気にせず取り付けています。

 

ちなみに
IRCとかミシュランには、元々バルブマークが無いらしいです。

 

 

 

空気を入れる

 

タイヤが入ったら、空気を入れていきます。


自転車用空気入れなので、なかなかパンパンになりません・・・

 

 

ホントに入っているの?もしかして漏れてない?
と思いながらカシュカシュやっていると

 

 

ポンッ

 

 

と、ビードが入った音がします。
コンプレッサーで勢いよく空気を入れているわけではないので
そこまで大きな音はしません。
軽くポンッって感じです。

 

さらに空気を入れていると、もう片方のビートが入った音がします。

 

 

ここで空気が漏れていると、なかなかビードが上がりません。
手動でやっていると、もうちょっと?もうちょっと?と思いつつも
全然空気が入っておらず、疲労だけが溜まっていきます。

 

正直、ココロが折れます・・・

 

上手くいくようなら手動の空気入れでもいいのですが
こうなると電動空気入れが欲しくなります。

初めのうちは、手動で頑張ってみるのもいいのですが
慣れてきたら電動の導入も視野に入れたほうがいいと思います。

 

ある程度手動でやってみて、空気が入っていなかったら
どこか漏れているのかな?と思って見切りをつけるのが肝心です。

素直にやり直しましょう。

 

 

 

ポンッという音が2回鳴って(ビードが両面上がって)

タイヤがパンパンになったら


完成です!!

 

 

 

 

一応、目視でもビードが上っているか確認をしておきましょう

 

 

 

空気圧調整

 

安い空気入れなので、空気圧計が付いていません。

適正な空気圧にするために
この後、ガソリンスタンドへ行って入れ直しています。

 

規定空気圧はハンドル下の足元に書いてあります。

 

 

 

 

廃タイヤ処分

 

廃タイヤ(使用済みタイヤ)の処分方法ですが、
店舗に持ち込むのが良いかと思います。

 

・タイヤショップ(ミスタータイヤマン・イエローハットなど)
店舗によって異なるのですが、そこまで料金に大差はありません

 

・ガソリンスタンド(整備工場が付いている所)
店舗によって料金が違う

 

・バイク屋
店舗によって料金が違う

 

ワタシの近所だと
近くのホンダウィング:1本500円+税(タイヤ交換とセットだと廃棄料は300円)

近くの個人店:1本500円
近くのミスタータイヤマン:1本300円+税(軽自動車のタイヤ価格)
近くのガソリンスタンド(整備工場併設):1本1100円+税
でした。

 

 

 

 

 

 

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