スーパーカブ110 JA07 ~ブレーキ調整~

SUPER CUB 110 JA07

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バイクに乗っていると、次第にブレーキの効きが悪くなってきます。

 

ブレーキレバーをギューーーーーーーっと握っているのに

うまく止まってくれない

そう感じたら、ブレーキを調整しましょう!

 

ブレーキをかければ、その分ブレーキパットが摩耗します(減ります)
なので、
摩耗した分、レバーを握らないといけません!
それを調整してやることで
以前の様にブレーキが効くようになります。

 

 

 

タイヤ交換でバイク屋へ持っていくと、

同時にブレーキ調整もしてくれると思いますが、

そこまで難しくもないので、自分でやってみるのもいいと思います。

 

 

フロントのブレーキ調整

 

フロントタイヤのブレーキ調整はココで行います

 

 

 

 

コレ

時計回りに回せばブレーキが効きやすくなります。
反時計回りに回せばブレーキが効きにくくなります。

 

 

一気に回すと、効きすぎてしまいます!
「ブレーキ調整」だけなら、

2・3ひねり(1ひねりは0.5回転)くらい

で大丈夫だと思います。
ちょっとずつ様子を見ながら回すようにしましょう!

 

~どのくらいの調整がいいの?~

ブレーキレバーを握った時、ブレーキがかかり始まるまでに軽い部分(遊び)があります。

規定では、この遊びの幅が10~20㎜となっています。

 

 

固くて回らないときは、この棒をグイッと引っ張ってやると回りやすくなります。

 

 

リアのブレーキ調整

 

フロントタイヤのブレーキ調整はココで行います

 

 

 

コレ

時計回りに回せばブレーキが効きやすくなります。
反時計回りに回せばブレーキが効きにくくなります。

 

同じく固くて回らないときは、この棒をグイッと引っ張ってやると回りやすくなります。

 

~どのくらいの調整がいいの?~

フットブレーキを踏んだ時、ブレーキがかかり始まるまでに軽い部分(遊び)があります。

規定では、この遊びの幅が20~30㎜となっています。

 

 

ブレーキの仕組み

 

参考までにブレーキの仕組みを見てみましょう!

 

ブレーキはタイヤの中心部に入っています。

 

ブレーキの金属部分の外側にパッドが付いています。

 

ブレーキをギュッと握ると、この部分↓(赤丸)

 

少し回転するように動きます。

そうすることによって、パッドが開き、

タイヤ中心部に当たり

パッドとの摩擦でタイヤが止まる。

 

という仕組みです。

 

 

 

ちまみにこれは、「ドラムブレーキ」の仕組みです。

「ディスクブレーキ」とは仕組みが違います。

 

 

補足

 

ブレーキのシステムがドラムブレーキなら、

スーパーカブに限らずこのやり方で調整が出来ます。

 

排気量の小さい日本製のスクーターなどは、概ねドラムブレーキではないでしょうか?

ブレーキの種類がどちらかわからなくても、

ブレーキワイヤーの先端にブレーキ調整ナットが付いていれば

上記のやり方で調整できると思います。

 

 

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