バイクに乗っていると、次第にブレーキの効きが悪くなってきます。
ブレーキレバーをギューーーーーーーっと握っているのに
うまく止まってくれない
そう感じたら、ブレーキを調整しましょう!
タイヤ交換でバイク屋へ持っていくと、
同時にブレーキ調整もしてくれると思いますが、
そこまで難しくもないので、自分でやってみるのもいいと思います。
フロントのブレーキ調整
フロントタイヤのブレーキ調整はココで行います
コレを
時計回りに回せばブレーキが効きやすくなります。
反時計回りに回せばブレーキが効きにくくなります。
一気に回すと、効きすぎてしまいます!
「ブレーキ調整」だけなら、
2・3ひねり(1ひねりは0.5回転)くらい
で大丈夫だと思います。
ちょっとずつ様子を見ながら回すようにしましょう!
~どのくらいの調整がいいの?~
ブレーキレバーを握った時、ブレーキがかかり始まるまでに軽い部分(遊び)があります。
規定では、この遊びの幅が10~20㎜となっています。
固くて回らないときは、この棒をグイッと引っ張ってやると回りやすくなります。
リアのブレーキ調整
フロントタイヤのブレーキ調整はココで行います
コレを
時計回りに回せばブレーキが効きやすくなります。
反時計回りに回せばブレーキが効きにくくなります。
同じく固くて回らないときは、この棒をグイッと引っ張ってやると回りやすくなります。
~どのくらいの調整がいいの?~
フットブレーキを踏んだ時、ブレーキがかかり始まるまでに軽い部分(遊び)があります。
規定では、この遊びの幅が20~30㎜となっています。
ブレーキの仕組み
参考までにブレーキの仕組みを見てみましょう!
ブレーキはタイヤの中心部に入っています。
ブレーキの金属部分の外側にパッドが付いています。
ブレーキをギュッと握ると、この部分↓(赤丸)が
少し回転するように動きます。
そうすることによって、パッドが開き、
タイヤ中心部に当たり
パッドとの摩擦でタイヤが止まる。
という仕組みです。
ちまみにこれは、「ドラムブレーキ」の仕組みです。
「ディスクブレーキ」とは仕組みが違います。
補足
ブレーキのシステムがドラムブレーキなら、
スーパーカブに限らずこのやり方で調整が出来ます。
排気量の小さい日本製のスクーターなどは、概ねドラムブレーキではないでしょうか?
ブレーキの種類がどちらかわからなくても、
ブレーキワイヤーの先端にブレーキ調整ナットが付いていれば
上記のやり方で調整できると思います。
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