ある日突然、
セルが掛からなくなりました!
キックペダルを踏むとエンジンは掛かるので走ることは出来るのですが
エンジンを掛けるたびにキックを踏むのはちょっと面倒・・・
直せるものは直しておきたい所です。
ちなみに
キックはあくまで予備!!
それを常用するのはあまり良くありません。
セルモーターが回らない原因を検証
ここで、考えれられる原因としては
・バッテリーが弱い
キックではエンジンが掛かるし
ライト・ウインカーは普通に付いている
→これが原因とは考えにくい
・セルスターターとセルモーターのケーブル(コード)が切れている
ケーブルをグリグリして、接触不良を一時的に解消するかな?
と、思ったが反応なし
→何とも言えない
・セルモーターが壊れた
→不明
セルモーターはおよそ10万~15万㎞が寿命とされています。
もちろん、乗り方にもよるので一概には言えないのですが、
ワタシは配達の仕事で使っていて、エンジンを切ったり掛けたりが多いので、
それによる故障かな?って気もします。
ちなみに現在走行距離44000㎞です。
とりあえず、セルモーターを交換してみることにしました。
セルモーター購入
HONDA純正はメチャ高いので、
社外で評価・コメントのあまり悪くないものを購入。
純正型番:31210-KWW-712
先端の形がなにやら商品画像と違う・・・
と思ったら、キャップでした
以前、こういったものを不思議に思わずそのまま付けて大変な事になったので
気になった点があれば、注意しないといけないですね。
セルモーター交換
早速、セルモーターを交換していきましょう!
セルモーターはココについています↓
ちょっとだけ見えているコレ↑がセルモーター
レッグカバーを外す
まず白いレッグカバーを外します。
ビスは左右合わせて6本
全てプラスネジです。
ワタシはキャリーやドリンクホルダーを付けているので
それも一緒に外します。
ビスは3種類あるので間違えないようにしましょう
画像左から「下・後・前」のビスです。
コレで外れるかと思ったら
外れませんでした。
なので、股下のカバーも外します。
プラスネジ1本
これでも外れなかったので
フロントカバーも外します。
プラスネジ1本
ようやく外れました!
どれがどのビスか間違えないようにしましょう!
画像左から「股下・レッグカバー3種6本・フロント」
周辺パーツを外す
だいぶセルモーターが見えてきました!
サイドカバーも取った方が良いのですが、
取るには、サイドのビスと
ココ↓のビスを取らないといけません。
ワタシは大型BOXを載せていて、それを取り外さないとここのビスが取れなさそうです。
さすがにBOXまで外すのは面倒なので
まずは、サイドカバーはとらずにやってみたいと思います。
セルモーターを外す
新品と比べてみると
こんな感じでついているのではないでしょうか?
なので、
これらのビス↑を外せばセルモーターも取れると思われます。
~後から気付いた余計だった作業~
実は、このビスを全て外さなくてもセルモーターは取れることが後で判明します。
この作業は参考程度にして下さい。
あそこに見えるビスですね。
だだし、このビスがちょっと厄介で
外している最中にポロリと落ちると、
エンジンのフィンの中へ入ってしまいます。
そうなると取るのが大変なので注意が必要です!!!
と、いう訳で
ウエスを敷いてフィンの中に落ちないようにします。
これでももう大丈夫!
内側のビスがちょっと取りにくい・・・
サイドカバーのたわみも限界です。
とりあえず
ここのビス↓を外してみましょう。
すると、サイドカバーのたわみが大きくなって
ドライバーが入りました!
これで、ビスは全部取れたのですが・・・
セルモーターがまだ取れません!!
何故?
もしかして、これか?この六角か?!
セルモーターについている六角ネジを取っていきます。
サイズは8mm
ビスがエンジンフィンの中へ落ちてしまわないように
ウエスは敷いたままです。
8mmのラチェットレンチでやるのですが
そのままだと、狭くてラチェットが入らないので
延長棒(エクステンションバー)を間に差し込みます。
内側にも六角ネジがあります。
セルモーターの一部分だけ取れました
根元部分は端子で連結されているので取れません。
ゴムのカバーを取って、よく見るとプラスネジで締められていました。
コレを外すと、
ようやくすべてが取り外せました。
新品との比較
上:使用済み
下:新品
こうやって見ると、
最初のプラスネジ3本は、セルモーターの本体と連結部分を繋いていただけであって
これは外さなくてもセルモーターは取り出せるのか?
六角ネジ×2本とゴムに隠されているネジを取れは外せる?!
・・・とこの時は思っていました。
取り出した後は、こんな感じ。
ん?
この輪っか付き緑のコードはなんだ?
どこかのビスに通っていたのでしょうか?
アース?
まぁいいや・・・
これが後々問題になってきます。
関連記事を含め、最後までお読みください。
新品の組み込み
それでは新品を取り付けていきます。
この形でズボッと差し込みます。
新品のコード接続
ゴムのカバーで覆う接合部分
これをプラスネジで締めるのですが、
これは車体のサイドではなく、上(シート側)からみたほうがやりやすいです。
なんとか締められました。
動作チェック
セルが掛からなくなった原因を確定しているわけではないので
念のため、ここでセルがかかるかどうかチェックしましょう!
キーを差し込んで・・・
セル・スイッチを押すと・・・
シュルルル・・・ブルルン!!!
掛かりました!!
一発です!
良かった
ここまで来たらもう大丈夫!!
新品をネジで固定・周辺パーツの組み込み
あとは外した手順の逆で組み上げていきます。
・セルモーターの六角ネジを締める
(・サイドカバーのネジを締める)
・レッグカバーを取り付ける
さほど難しくはないので詳細は割愛します。
余ったパーツ・ネジとかは無いでしょうか?
手元に、外したセルモーターだけがあればOKです。
全部組み上がったら
完成です!!
作業時間:(写真を撮りつつ)1時間くらい
後日譚
数日間走ったのですが、とりあえず問題は無さそうです。
ただし、
セルを掛けると、
以前と比べて甲高い感じでキュルキュルキュルというモーター音がしてから
エンジンが掛かします。
セルモーターの回る音?
社外品だから?
とりあえずエンジンは掛かるので良いでしょう。
ウインカーのリレーがおかしい気がします。
信号待ちで止まった時、ちょっと点滅が早くなった?
カチカチの音が若干おかしい?
カチャカチャというか、文字にしずらいけど、スッキリしない音がします。
走り出すと普通な感じです
電圧の問題?
ホーンの鳴りもなんかおかしい
どもっているというか・・・
電圧の問題?
もしや、あの輪っかが原因でしょうか?
とりあえず普通に走れているので、放置しています。
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